設計開発事例 > CAD/CAMと職人技の融合
CAD/CAMの活用事例。
高度な設計を実現するために必要な技術。
それは、設計者に求められる要求を正確に感じとり製造すること。
その技術は得てして職人技という言葉で片付けられてしまいがちですが、大田区で45年以上培ってきた東新の製造技術は、職人技だけではありません。
東新では、職人技に3Dモデリング、CAD/CAM、レーザー、NCベンダーなどのデジタル加工を融合。
より精度の高い複雑形状、難加工の製缶製作を可能にしました。
しかし、この取り組みは単に高度な製造をこなすだけが目的ではありません。
一番の目的は、職人の製造技術をデータとして蓄積し、後世に残していくこと。
製造過程をCAD/CAMのデータとして残すことで、設計図面には残らない職人の思考の跡を読み取ることができます。
職人技と呼ばれる製造技術は、日本の資産です。
職人がどのように製造を行おうとしたのか?
それらを後世に残すことは、東新製作所の大きな役割のひとつだと考えています。