設計開発事例 > 車載型除染装置
研究者によって持ち込まれた除染技術をもとに、車両に搭載できる除染装置を実用化。
「汚染土から放射性物質を分離する技術」を搭載し、現地へ直接赴いて除染活動が可能です。最大の特徴は、汚染土を運搬することなく、その場で処理・浄化した土を、再び元の場所に戻すことができる点。汚染土の運搬による二次汚染を防ぐとともに、迅速で小回りの利く除染活動を可能にしました。
東新製作所のような工場が設計開発を行う最大のメリットは、トライアンドエラーを繰り返せることにあります。
CAD・図面上で問題点を予見することは当然ですが、それだけでは設計開発は完了しません。
試作・検証を繰り返し、仮想空間ではわからなかった問題をひとつずつあぶり出し解決することで初めて「確実な設計開発」が可能になります。
工場と設計者が密に連携し、試作によるトライアンドエラーを繰り返しながら開発の精度を高めていくことが東新製作所の持ち味です。